2025年04月12日(土)
維新政権が成立してから間もない慶応四年(1868)四月、京都の空也堂は紀伊国に在住する「鉢家」の組織化に着手した。本報告では、組織化の対象は田辺領の鉢坊(=隠坊)に限定されるものではなく、表領(紀州本藩領)の紀南・紀中に在住する聖が含まれていたことを明らかにする。また、表領の紀北にいる聖を対象にしなかった要因について考える。
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2025年04月12日(土) 14:00~17:00 |
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HRCビル4F研修室 (大阪市港区波除4-1-37 電話06-6581-8572 部落解放・人権研究所) |
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1,000円(税込、当研究所会員は無料) |
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テ ー マ:慶応四年、京都空也堂による紀伊国末派鉢家組織化についての考察 報 告 者:藤井 寿一さん(一般社団法人和歌山人権研究所研究員) 報告主旨:住する「鉢家」の組織化に着手した。本報告では、組織化の対象は田辺領の鉢坊(=隠坊)に限定されるものではなく、表領(紀州本藩領)の紀南・紀中に在住する聖が含まれていたことを明らかにする。また、表領の紀北にいる聖を対象にしなかった要因について考える。 |