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2020年10月26日

障害者欠格条項をなくす会の要請アピール[案]に賛同します。

部落解放・人権研究所は、下記の障害者欠格条項をなくす会の要請アピール[案]に賛同します。


【以下、障害者欠格条項をなくす会 要請アピール[案]より抜粋】

日本では、障害と結びついた欠格条項[障害や病気を理由に、一律に資格や免許が交付されなかったり、取り消されたりすること]が幅広く存在し、
2019年に成立した法律によって、「心身の故障」を「精神の機能の障害」と規定する欠格条項を新設する法律が急増しています。

障害のある人が希望をもって学び、仕事につくことを今も脅かしている欠格条項は、
人の未来への夢を奪い、働く意欲と機会を奪っている点で、社会的損失そのものです。

欠格条項を撤廃すること、障害の有無で分け隔てられることなく学び、働いていけるように、
合理的配慮の提供および環境づくりを進めることが、社会のありかたを豊かにし、
ひとりひとりが力を発揮できる政策です。

現状をいかにしていくのか、障害者権利条約の履行のためにも立場をこえて取り組むことを提起し、次のことを要請します。

1 新設や改定の法令に「心身の故障」・「精神の機能の障害」の欠格条項を設けないようにする
2 施行後の見直しを明記している2001年欠格条項一括見直し法附則の実施に着手する
3 代理後見から支援つき自己決定への転換に着手する

要請アピール[案]全文
https://www.dpi-japan.org/friend/restrict/shiryo/yousei/nl79_yousei_kai.pdf

障害者欠格条項をなくす会
https://www.dpi-japan.org/friend/restrict/index.html