2021年11月30日
『部落解放研究215号』発刊
『部落解放研究215号』の特集は、
特集:識字運動をめぐる「人権」対「新自由主義」です。
【内容の紹介】(編集後記より)
本号は、第三研究部門「人権教育・啓発の調査研究」の識字・成人基礎教育研究会が特集を担当した。今回の特集は、205号(2016年)の「識字・基礎教育保障の動向と課題」に続くものである。
特集タイトル「識字運動をめぐる『人権』対『新自由主義』」に表されているとおり、この間に新自由主義的価値観は世界を席巻してきているが、識字・基礎教育保障にかかわる施策や、現場の取り組みについても例外ではない。そうしたなかで、識字・基礎教育保障の土台としての「人権」にもとづく理念や実践がますます求められている。本特集のそれぞれの論稿は、その期待に応えるものである。
その他に、朝鮮衡平運動史研究会関連の論文1本と書評1本、鈴木祥蔵氏の教育・保育論の今日的意義を見出す論考1本を掲載した。
次号216号(2022年・3月号)では、水平社創立100年をむかえるにあたって、当研究所の「差別禁止法研究会」で議論を積み重ねてきた、包括的差別禁止法をテーマにして特集を組む予定である。
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