商品名 |
編著者 |
判型 |
本体価格 |
発行年月日 |
内 容 |
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長吏文書研究会 編/部落解放・人権研究所刊 |
B5判 |
15,000円+税 |
2010.5.5 |
長吏文書研究会は、四天王寺悲田院・鳶田・道頓堀・天満の大坂四ケ所「非人」のうち最古かつ最大規模である四天王寺悲田院の長吏家(頭家)に伝蔵された「非人」集団内部の史料を、『悲田院長吏文書』(以下「正編」)として2008年に翻刻出版した。
今回翻刻出版される『続 悲田院長吏文書』(以下「続編」)は、「正編」の大部分を占める神戸市立博物館所蔵史料群の残りの部分を中心に、悲田院「非人」集団に関わる史料(八尾市立歴史民俗資料館蔵・角田家文書、大阪教育大学附属図書館蔵・転切支丹宗門改帳、四天王寺所蔵文書)を加えて編集されたもの。今回収められる神戸市立博物館所蔵史料は、主に仲間統制、公役、風聞探索、四ケ所垣外に関するものであり、「正編」の補遺編となる。
八尾市立歴史民俗資料館蔵・角田家文書には、天王寺村庄屋を務めた絵所家文書のうちの悲田院関係史料――悲田院地域が属した天王寺村側の史料を、大阪教育大学附属図書館所蔵文書には、悲田院垣外を中心に天王寺村の転びキリシタンとその類族関係史料を、四天王寺所蔵文書には、四天王寺と悲田院との関わりをよく示す二つの一件史料を収録した。
「続編」の刊行により、「正編」(「非人」集団内部史料)が補完されるとともに、村方および寺方から見た悲田院「非人」集団関係史料が揃うことになり、天王寺悲田院「非人」集団の実態が総合的に解明される手がかりとなる。加えて、「正編」同様、近世警察史、法制史、都市社会史、風俗史などの研究にとっても貴重な史料が含まれている。 |
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(社)部落解放・人権研究所 編 |
B5判 |
4,000円+税 |
2010.3.31 |
毎年政府より発行されている『人権教育・啓発白書』に対して民間の立場からカウンターレポートとして編集している。2008年度における特徴的な動向を特集で扱い、全国の行政等へアンケートを行い現在の人権状況を探る。 |
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おとなの学び研究会 (編著) |
B5判 |
2,000円+税 |
2010.03.31 |
本書は、地域・職域・学校などで日々、人権をテーマにした研修の企画やテーマ、素材に悩んでいる方たちに向けて、同じように悩みながら実践している「おとなの学び研究会」が贈る「道具箱」です。
すぐに使いこなせるとは限りませんが、使い手によっていかようにも応えてくれます。肩の力を抜いて楽しんでください。
本書の特徴
●それぞれの道具に「キャッチコピー」、「道具の特色」、「道具の役立て方」「活用例」、すぐに使える「ワークシート」を付けて道具の使い方を説明しています。(第1章)
●15の道具たちはそれぞれ単独でも使えますし、組み合わせることも出来ます。道具の合間には学びのヒントになる「コラム」をおさめました。(第2章)
●道具を実際に使って組み立て実践した「超入門講座」(第3章)、道具をさらに発展させる企画やまじめなおしゃべりを活性化させる仕組みについて発展的に考える章(第4章)をもうけました。 |
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平川宗信 著 |
A5判 |
1,200円+税 |
2010.3.10 |
昨今のメディア報道の在り方に疑問を持つ視聴者・読者は少なくないだろう。長く市民の立場からメディア問題に関わってきた刑事法学者が、政権交代というこれまでと異なった政治的文脈において、ややもすれば対立させられてきた「人権」「報道の自由」をどう乗り越えていくのか、報道被害の現状をしっかりと見据えながら、大胆にメディア改革を提言する。より学びたい読者のために豊富な参考文献、URL,年表なども付けている。 |