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2005.12.13
 
商品名
編著者
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本体価格
発行年
内 容
日本から世界への発信
職業と世系に基づく差別
(社)部落解放・人権研究所編 A5判 2200円+税 2005
部落問題やカースト差別などは今日、「職業と世系に基づく差別」という概念で国際社会では議論されている。南アジア諸国、アフリカなどにも同様の差別が存在し、全世界で約二億五千万人の人々がこの差別を被っていることも分かってきた。本書は、日本からの問題提起の経過や国連機関での最新の議論や関連文書を集約した。
ヒューマンライツベーシック

解説と実践
人権教育のための世界プログラム
平沢安政 A5判 1400円+税 2005
こらからの人権教育はどうあるべきか。人権教育に関する理論と実践の今日的到達点と課題を明らかにし、世界プログラムの意義と重要性をわかりやすくとく。さらに国際的な流れから学びとるべき視点を提案。人権教育の入門書。
人権教育の未来
―教育コミュニティの形成と学校改革
池田 寛著
部落解放・人権研究所編集・発刊
四六判 1600円+税 2005
 学校は「外部環境のエネルギーを内部摂取しなければ生き残れない時代」となってきているのに、相変わらず内部環境にのみ目をむけている (「新しいソシキ―システム論について」より) 。
 「日本の教育改革論議で家庭や親の責任に言及するものは多い。・・・しかし、社会的不利益層の問題にはほとんどふれていないし、そのような家庭の保護者に対するエンパワメントの必要性に言及したものもほとんどない。日米を対照したときの大きな相違点がここにある。」(「コミュニティの再生と学校改革」より)
 本書は、こうした問題意識のもと、現在進められている学校改革、ならびに人権・同和教育の展望を「教育コミュニティづくり」「市民性教育」に求めた池田 寛の遺稿集として刊行。
空襲と動員 戦争が終わって60年 小山仁示 四六判 2000円+税 2005
 空襲研究を生涯の研究課題としてきた筆者は言う「今が戦前ではないとの保証はどこにもない」。かつての記憶が急速に消滅している現在、戦争と平和の問題を多角的に考える。
変革の時代−人権システム創造のために 北口末広 四六判 1800円+税 2005
変革の時代の人権政策の創造を提唱する著者は、時代のシグナルを瞬時に把握しつつ思考し行動するために人と組織のあり方、ネットワーク構築、情報感度の磨き方、企業のあり方など多面的に提案する。
排除される若者たち
フリーターと不平等の再生産
部落解放・人権研究所編 A5判 2,500円+税 2005
フリーターの若者40人の聞き取りから明らかになったこと。それは、学校からも労働市場からも排除され、さまざまな困難を抱える若者の姿であった。
人権学習プログラムと博物館 小島伸豊著 A5判 1,400円+税 2005
 リバティ大阪(大阪人権博物館)開設時からのスタッフである著者がその豊富な経験を生かして、これからの博物館のあり方と博物館を活用した人権学習について具体的に述べる。
人権年鑑 2004
2003.4-2004.3
部落解放・人権研究所編 A5判 4,000円+税 2005
 本年鑑は、行政・教育・啓発に携わる実務者の方たちを対象に1970年より毎年、部落問題、人権問題に関する膨大な資料を収集し、主な分野ごとに整理・編集してきた。近年、国連人権教育の10年という流れの中で、人権課題のとらえ方は大きく変化した。あわせて人権教育・啓発推進法に基づいて『人権教育・啓発白書』が政府によって発行されるようになった。そこで、本年鑑も『政府白書』に対する民間からの『カウンター白書』としての役割を果たせるよう、各方面へのさまざまなアンケート調査を実施しつつ編集している。NGO・学校・行政・企業など各方面で活用できる。
金香百合の ジェンダーワークショップ ジェンダー・学び・プロジェクト編 A5判 1,800円+税 2005
 生き生きとしたジェンダーの学びの場を市民講座や職員研修でどう創っていくか。参加型体験学習の学びのファシリテーターとして第1人者である金香百合の実践をもとに考える。
必携 あなたもできる
企業の人権研修 ハンドブック
CD-ROM付
大阪同和・人権問題企業連絡会 編 A5判 2500円+税 2005
企業がなぜ人権問題・人権研修に取り組むのか。階層別研修を具体的にどう展開するのか。担当者はどう学べばよいのか。大阪同企連27年の蓄積を全国の企業に発信する。
人権文化をみんなの手に
-「人権教育のための世界プログラム」スタート-
部落解放・人権研究所編 A5判 1,000円+税 2005
 「人権教育のための国連10年」が2004年で終了しましたが、国連総会で「人権教育のための世界プログラム」に関する決議が採択され、継続した取り組みが2005年1月からスタートします。
 学校教育、地域の草の根、民間企業や地方自治体などの分野で、世界プログラムをより積極的に活用し、これからより人権教育を発展させていくための必読本です。
大阪の部落史 第一巻 史料編
考古/古代・中世/近世1
大阪の部落史委員会 編 A5判上製函入 12,000円+税 2005
  大阪の部落史委員会(委員長:上田正昭・京都大学名誉教授)は、「被差別部落の歴史」のみに限定するのではなく、広く「差別された人びとの歴史」を解明するための史料収集をめざしている。第一巻は、古代から近世(元禄17年まで)を対象とした史料を収録している。加えて考古資料(CD-ROM・大阪府域の牛馬骨出土一覧)や絵図を添付した画期的な内容になっている。